芸術の考察

美を認識した時点で、全ては芸術に変わる。
日常からそれは切り離され、一個単体の美を宿した物と成る。
認識による変化である。
その認識を多くの人々によって共通認識されると、
それはパブリックな芸術と成る。
個人の認識からの出発で、芸術は発生する。
それらは、常に誰もの眼前に存在しており、
誰もが平等にその物に気付くチャンスを有している。
しかし、それに気付けるかどうかは別問題ではあるのだが・・・。